HOME > 豆知識(土壌の保水性について1/2)
土壌の保水性について(1/2)

土壌水は地球の重力のほかに、
固相粒子の表面から発生する種々の
吸引カ
孔隙内の液相と気相の境堺面に発生する
毛管力
土壌水に溶解している溶質による浸透圧
など、種々の力場の下に保持されていますが、
この土壌の水分保持の特徴を
土壌の保水性といいます。

●土壌水が、どのような力場の下で、どのように保持されているかは、
 土壌の種類や状態によって一様ではありませんが、
 これを一定の尺度でとらえるために通常、純水の自由水〈バルクの水ともいう)と、
 土壌水との自由エネルギーの差を用いることにしています。
 従って
土壌水のpF又は吸引カは自由エネルギーの高低を表わしたものです。

●土壌水分の分類
 種々の分類が試みられていますが、通常次の3種がもっとも広く用いられています。

1.土壌水の運動状態による分類(土壌水分の分類および水分恒数)・・・・・・・・ 表1
2.土壌水の形態学的分類(土壌断面内における水分の形態) ・・・・・・・・・・・・・表2
3.植物との関孫からみた土壌水の分類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
図1


●土壌の水分特性曲線
 
pF―水分曲線といいますが、土壌の保水性の特徴を表わしているので
 土壌水分特性曲線とも呼ばれています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 図2




表1 土壌水の運動状態による分類(土壌水分の分類および水分恒数)




表2 
土壌水の形態学的分類(土壌断面内における水分の形態)



 


図1 植物との関孫からみた土壌水の分類




図2 土壌水分特性曲線