DIK-6000 降雨装置
主な特長
新降雨ノズル採用で、高精度な降雨試験が可能!
降雨の影響に対する実験に必要な自然状態に近い降雨を再現する事ができます。
有効降雨面積は、標準タイプとして 1m×1m、1.5m×1.5mの2タイプの他にもご要望に応じた有効降雨面積サイズを製作することが可能です。(特注サイズをご希望の場合はお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。)
本機は、高性能降雨ノズルを採用し有効降雨範囲内における降雨分布のばらつきが従来機の1/2になりました。
またノズルを高速回転 (ランダム降雨モード) させ、雨滴をランダムに落下させて有効降雨面積内に自然降雨に近い雨滴落下を実現させています。
ノズルの回転速度を可変することで、雨滴径φ1.7~3.0mmまで可変することが可能になります。
● ノズルと降雨針の組み合わせで最大500mm/hの降雨を実現。
● 降雨パターンのプログラム設定が可能で様々な試験に対応できます。
● 自然災害シュミレーションや工業製品評価テストに役立ちます。
【土壌水分・硬度計は大起理化工業】
仕様 (雨滴発生器 1台) | |
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有効降雨面積 | 1m2 (1m×1m)又は2.25m2 (1.5m×1.5m) |
有効降雨高さ | 2m |
降雨強度 | 標準 10~80㎜/H(オプションで5~40㎜/Hも選択可能) |
雨滴径可変範囲 | 1.7~3.0㎜ |
分布頻度(※) | ノズル静止降雨モード ±10%以内 ランダム降雨モード ±20%以内 |
仕様 (定量給水槽 1台) | |
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電 源 | AC100V 15A |
※上記仕様以外も製作致します。
Q&A
Q;降雨量や降雨面積を変えて導入を検討したいのですが、対応可能ですか?
A;対応可能です。弊社では今までお客様のご要望に合わせて特注対応を何度もおこなっておりますので、まずは製品お問い合わせフォームからご希望等のご連絡をお願いいたします。
Q;DIK-6050「自動制御型レインシュミレーター」と、DIK-6000「降雨装置」の大きな違いは何ですか?
A;制御部が異なります。自動制御型レインシュミレーターが降雨量や雨滴径をタッチパネルで数値入力することにより変更できますが、降雨装置はバルブを回転させる等、手動での作業をする必要があります。また、自動制御型レインシュミレーターは長時間運転によるモーター負荷の変化を読み取り、自動で流量の調整をおこなうことで、安定した降雨を実現します。
Q;装置の現物確認はできますか?
A;可能です。弊社さいたま工場に試験機がございますので、ご来社頂ければご覧いただくことができます。ご確認をご希望の方は製品のお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
Q;冬季の運用は可能ですか?
A;設置場所によります。降雨装置は水を使用する機器ですので、凍結が想定される温度下では使用しない際に水抜きが必要となります。水抜きをおこなわない場合は流量計などのガラス製品が破損する場合がございます。
Q;使用する水は井戸水でも可能ですか?
A;基本的には不可能です。理由として井戸水内に含まれる汚れやコケなどが降雨針の詰まりの原因になることがあります。
Q;使用する水はどのような水質が良いですか?
A;水道水以上をおすすめいたします。但し、地域によりミネラルなどの成分が多く含まれる場合があり、詰まりの原因となりますので、お客様によっては水道の蛇口と装置の間に浄水装置を入れて頂く場合がございます。水がきれいになる分には問題ございません。
Q;製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか?
A;各地区にございます販売店や、製品のお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。