DIK-1150 デジタル実容積測定装置
デジタル実容積測定装置は特許を取得しています。
[特許第4565041号]
● 簡単
従来のアナログ測定器のデザインと機能を一新した土壌物理性測定装置で、測定は試料を入れてボタンを押すだけで、簡単に土壌の体積を0.01mlまで測定がで きます。
測定結果はデジタル表示され、データを最大1000データ記録・保存することができます。
操作画面はわかりやすいカタカナ表示を採用、試料室のフタの閉め忘れ防止や校正時のテストピースの入れ間違い防止等、各種エラー表示機能を搭載して確実な測定を手助けします。
*海外向けには英語表示機種を別途用意しています。
● 便利
また、同時に発売する専用のデータ解析ソフトウエア Daiki Location Manager(DLM)ソフトウエアで、測定データをPCにダウンロードできます。データはテキスト形式なので、表計算ソフトにもすぐに利用できます。
DLMは測定土壌の採取地点の位置情報をGPSがなくてもデジタル地図上にアイコン化して記録・表示できるGIS機能を備えていて、測定した日時と測定データと位置情報を統合して解析できます。
● 多彩な機能
DLMソフトウエアでは、測定試料の採取地点をデジタル地図上に登録することができます。また、登録地点はアイコン表示され地図上からもデータを呼び出すことが可能です。
さらに、実容積測定で必要な試料重量の測定は、オプションの電子天びんを使用することで簡単に重量測定データもPCに取り込むことができます。
また重量測定データを入れることで土壌の三相に係る物理量はDLMソフトウエアで自動計算し、さらに測定試料毎のレポート作成も簡単にできます。
デジタル実容積測定装置は12Vバッテリーで屋外でも使用できます。
【土壌水分・硬度計は大起理化工業】
仕 様 | |
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測定対象 | 土 壌 |
外形寸法 | 約幅350mm×奥行き300mm×高さ180mm |
測定範囲 | 0~100ml (=100cm3) |
最小目盛 | 0.01ml (=0.01cm3) |
再現性 | ±0.5%以内F.S. 25℃ (気圧・温度一定条件下にて) |
重 量 | 12.5Kg(ケース含む、本体のみ約7kg) |
電 源 | AC100V または DC12V |
表示部 | LCD 20桁×4行(バックライト付き) |
表示言語 | 日本語(カタカナ) |
動作温度範囲 | 5℃~40℃ |
動作湿度範囲 | 90%以下(結露なきこと) |
内部保護 | 防塵構造 |
シリアル通信 | 8ピンコネクタシリアル通信ポート付 通信速度 19200bps |
機 能 | |
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自動校正機能 | 付属テストピースによる体積自動校正機能 |
データ保存 | 最大1000件データ保存可能 測定日時情報(西暦・月・日・時・分) メモリNo. 自動付加機能 *手動で任意記号付加も可能 |
時計機能 | 手動補正機能あり(バックアップ電池内蔵) |
データ表示 | 保存データを呼出し表示(メモリーNo.順に表示) |
データ整理 | 保存データから任意データの削除が可能 |
通 信 | 保存データから任意データの削除が可能 |
データ整理 | 全測定データを専用解析ソフトでPCへ転送 |
データ保存形式 | テキスト形式(CSVファイル) |
保存ファイル名 | 型式_メモリNo._緯度_経度.CSV |
データ解析ソフトウエア (DAIKI Location Manager DLM)
デジタル実容積測定装置対応のデータ解析ソフトウエアは多彩な機能を装備しています。
● 試料採取地点と測定データ表示(メイン画面)
(上記データは見本であり実際の測定データではありません。)
<主な機能>
① 測定サンプル採取地点をアイコンで表示
② 選択データのアイコンを色分けして表示(選択データのアイコンは黄色で表示)
③ 選択データの内容表示
④ 測定データ詳細表示
⑤ 地図のズーム(拡大・縮小)
⑥ データ保存ホルダーを開く
⑦ 地図の縮尺
⑧ 地図の印刷
⑨ リンク設定
⑩ グラフ表示
三相データのグラフ表示画面
Q&A
Q;機器の動作を確認したいのですが、デモは可能でしょうか?
A;可能です。デモについてご希望がございましたら製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。折り返し、ご連絡をさせていただきます。
Q;試料円筒50mlの試料を測定したいのですが、可能でしょうか?
A;可能です。試料円筒50mlを2個使用することで測定できます。詳細はお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。
Q;ロックウールや、ヤシガラなどの試料を測定したいのですが、可能でしょうか?
A;難しい場合が多いです。理由として採取した試料に間隙が多く、測定できない場合がございます。
Q;テストピースで校正時にエラーがでてしまいます。どのようにしたらよいでしょうか?
A;校正エラーになる原因は主に下記2点がございます。
1.標高が高い場合(標高が高い場合や気圧・温度の変動が大きい場合は校正エラーになります)
2.測定器配管内にゴミ等が詰まっている場合
取扱説明書をご確認頂き、EXTRAモードを使用すると校正時にエラーが出なくなります。ただし、標高が高い場所等の場合は正常な校正ができないため、精度が悪くなる傾向がございます。
一度EXTRAモードで校正した後に、再度テストピースを測定していただくと、どの程度の精度で測定できているか確認可能です。
また、実容積(V)が100を超える場合は、配管内にゴミ等が詰まっている可能性ございます。ゴミ詰まりの場合は、内部配管の清掃をおこなうことにより解消しますが、この作業は弊社工場でおこなう必要がございます。
Q;製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか?
A;各地区にございます販売店や、製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。)
紹介動画
校正・測定編